ワークショップ

ワークショップの開催決定についてのお知らせ
WS-1新しい事例検討法 ピカジップ(PCAGIP)対面実施となりました
WS-2夢フォーカシングオンライン実施へと変更となりました
WS-3現象学からのアプローチ対面実施となりました
WS-4からだからのアプローチ中止となりました。
※夢フォーカシングへのコース変更ができます
WS-5ゲシュタルト療法対面実施となりました

コース変更やキャンセルなどの手続きの詳細は、8月19日にメールにてお送りいたしました『ワークショップの実施に関するご連絡』をご覧ください。

日本人間性心理学会第41回大会ワークショップへ参加を申込まれたみなさまへ

 日本人間性心理学会第41回大会ワークショップに参加申込みを頂きまして、有り難うございました。
既にご存じのように、オミクロン株の一種「BA.5」の第7波と呼べる感染拡大が報道されております。それに伴いまして、「人間性心理学に触れる」というテーマのもと、体験型実習を中心に温めて参りました5つのワークショップの在り方について、再検討を余儀なくされております。準備委員会としましては、可能な限りの感染防止策を講じ、予定通り対面での開催を実現できないものかと模索しております。しかし、感染拡大の状況によっては、ワークショップの開催中止を含めて開催方法の変更もやむを得ないのではないかと準備委員会では考えております。
ワークショップの開催方法につきましては、以下の可能性が考えられますのでお知らせいたします。

  1. 感染防止対策(手指消毒、マスク、フェイスシールド、黙食、ウイルスを99%以上除去するというエアドッグ空気清浄機を入れる、など)を徹底し、予定通り対面で実施する
  2. 対面は避けオンラインでの実施に変更する
  3. 対面での開催も、オンラインでの開催も難しいため、ワークショプは中止とする など

目下、以上をワークショップ担当講師を含め協議中です。8月19日ごろに感染状況を見て最終的な決定をさせて頂く予定です。ワークショップごとに上記のいずれかになる可能性もあります。それらの結果については前述のように8月19日ごろにお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、具体的な感染防止対策につきましては第41回大会ワークショップ 新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインをご覧ください。

第41回大会ワークショップ 新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン

日本人間性心理学会第41回大会
準備委員長 中西 龍一

ワークショップ開催にあたり、新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインを作成しました。
ワークショップに参加予定の方はご確認をお願いいたします。

第41回大会ワークショップ 新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン

大会主催ワークショップ概要

2022年 9月4日(日) 10:00 ~ 16:00

京都国際会館

共同基調テーマ :「人間性心理学に触れる」

今回のワークショップは対面で行う予定です。
ただし、Covid-19の感染拡大状況を鑑みて、オンライン形式、あるいは中止となる場合もあります。

ワークショップ一覧と定員

定員
WS-1新しい事例検討法
ピカジップ(PCAGIP)
25
WS-2夢フォーカシング25
WS-3現象学からのアプローチ25
WS-4からだからのアプローチ25
WS-5ゲシュタルト療法25

申し込み時に既に定員に達していた場合は、申し訳ありませんがお断り等する場合があります。

ワークショップ参加費

大会参加費
(論文集1冊分を含む)
大会主催ワークショップ参加費
名誉会員無料無料
会員
(正会員・準会員)
8,000円10,000円
(大学院生は4,000円)
臨時会員
(非会員)
12,000円
(大学院生は5,000円)
第41回大会は大会・ワークショップともに事前予約が必要です。当日参加はございません。

※ワークショップは大会とは別に参加費の払い込みが必要です。
大会に参加せずワークショップのみに参加される方は、ワークショップ参加費のみお支払いください。

参加登録申し込み期間

2022年 2月1日(火) ~ 2022年 6月30日(木) 7月24日(日)

申し込み期間を延長いたしました。

参加登録の取消しに伴う返金について

2022年7月24日(日)までに取消しをされた場合は、全額返金いたします。
ただし返金に伴う振込手数料はご負担ください。

延長した期日の7月24日(日)までは返金いたしますが、7月25日(月)以降の取消しは返金することはできませんのでご注意ください。

参加登録申し込み


ワークショップ紹介

WS-1新しい事例検討法 ピカジップ(PCAGIP)

村山 正治 先生
村山 尚子 先生

概要

Ⅰ PCAGIPの新しい視点

  1. 事例が主役でなく事例提供者が主役
  2. カンファレンスの場はコミュニティ
    ファシリテーター・話題提供者・記録者・参加者(金魚・金魚鉢)の全員が参加者である
  3. 話題提供者・事例と支援状況全体を理解することに置く
  4. ファシリテーターは、話題提供者が心理的に安心できる雰囲気の醸成に勤める
  5. 結論、解決策を導き出すより、みんなでプロセスを生きるとヒントや今後の方向性がみえてくることが多い

Ⅱ 方法

  1. 定義
    1. 簡単な事例提供資料からファシリテーターと参加者が協力して参加者の力を最大限に引き出し、その経験と知恵から事例提供者に役立つ新しい取り組みの方向や具体策にヒントを見出していくプロセスを学ぶグループ体験である。
    2. 構造 ファシリテーター・記録者・資料提供者・メンバーで8名程度の人数で構成される。
    3. 情報共有のための記録者二名、黒板二枚。
    4. 約束としてメンバーはメモを取らない。
    5. 話題提供者を批判しない。
    6. 結論は出なくても良い。ヒントがでれば良い。
  2. 手順
    1. B5一枚程度の資料を用意する。
    2. メンバーは順番に気になること、もっと知りたいこと等を尋ねて、事例の状況を理解することに徹する。
    3. 問いと応答は、記録係が黒板に書く。
    4. 二巡したら、情報の整理をする。5)ファシリテーターは多様な視点が出てくるように、雰囲気を創る。
    5. ファシリテーターは多様な視点が出てくるように、雰囲気を創る。
    6. 2時間程度で全体状況理解の視覚化が生まれてくる。
    7. 自ずと全体が読めて、解決の方向が見えてくることが多い。
  3. プロセス
    1. みんなで創り上げていくプロセスを体験する。
    2. 多様な視点が刺激になる。
    3. 安全な雰囲気の中で、表面的な触れ合いからメンバー間の相互作用が生まれ、予想外に展開が起こることもある。皆で一つのことを追求していく一体感が生まれ、中核部分に迫る面白さがある。

Ⅲ 現在の展開の状況

  1. 大学院の訓練
  2. 管理職の部下指導
    校長、自治体の部課長、看護職の看護師長などのカンファに展開している。
  3. 臨床心理士の研修訓練
    福岡、鹿児島、熊本、佐賀など臨床心理士訓練
  4. 学校教員の事例検討など。
  5. 産業カウンセラー、キャリアーコンサルティングの事例研修。
  6. 効果研究などはこれからである。
    現在では臨床事例を集めている段階である。
  7. ¥PCA&PCAGIP文献リスト(2015)
  8. PCAGIPネットワークの立ち上げ(東亜。関大)
    情報交換日・日本人間性心理学会自主企画で実施。
講師紹介、主要著書など

村山 正治(むらやま しょうじ)
九州大学名誉教授・東亜大学大学院教授。

村山 尚子(むらやま なおこ)
心理教育研究所赤坂主宰。

連絡先

東亜大学大学院総合学術研究科臨床心理学専攻 村山研究室
下関市一宮学園町2-1
電話:093-56-1111(代表)


WS-2夢フォーカシング

田村 隆一 先生

概要

夢フォーカシングは、体験過程理論を基礎とするドリームワークの方法です。夢の記憶は、ことばでうまく表現できないような複雑であいまいな感覚・気分(フェルトセンス)を伴います。夢フォーカシングは夢のワークをフェルトセンスの変化に注目して行います。

夢からフェルトセンスを得て、そこに「解釈」や「質問」を投げかけてみたときに、フェルトセンスが変化するかどうかによって、その「解釈」や「質問」が意味のあるものかが判断できます。技法的には極めてシンプルで、気軽に試してみることもできます。短時間で自分自身に大きな意味がある体験に至ることもあります。

夢を安全に扱うことが容易で、プライベートな内容をほとんど口に出さずに体験できますので、カウンセリングの実習やセラピスト自身の自己理解に活用しやすいものです。フォーカシングを初めて学ぶときには、フェルトセンスに注意を向けることが難しい場合がありますが、夢を思い出すとフェルトセンスが簡単に体験できますので、フォーカシングの入門段階として、体験過程理論を理解するための手段としても活用できます。フォーカシングを学んだことがあるが、フェルトセンスがつかめず苦手意識のある方にも役立ちます。

フォーカシングは、一つの技法として理解されていることが多いのですが、さまざまな治療的オリエンテーション、理論、技法を統合する基盤としての側面もあり、フォーカシング指向心理療法として体系化されています。夢で用いられる技法とノウハウは、夢以外の素材に対しても活用できます。夢フォーカシングを学ぶことが、フォーカシング指向心理療法の入門にもなります。

ワークショップでは、夢フォーカシングの理論と方法、夢に関する研究を解説したうえで、実際に夢を扱ってみます。取り上げる夢は、最近見た夢でもかまいませんし、子供の頃見た夢や、繰り返し見ていた夢、断片的な短い夢でも結構です。夢をまったく覚えていない方でも参加可能です。

講師紹介、主要著書など

田村 隆一(たむら りゅういち)
福岡大学人文学部教授 公認心理師、臨床心理士。

略歴
1986年 九州大学教育学部卒業
1991年 九州大学大学院教育学研究科博士後期課程(教育心理学専攻)単位修得満期退学
1991年 九州大学教育学部助手
1992年 福岡大学人文学部講師・助教授を経て、教授(現在に至る)
2010年4月~2013年3月 日本人間性心理学会常任理事・「人間性心理学研究」編集委員長
2012年11月~2016年3月 日本フォーカシング協会会長

『人間性心理学ハンドブック』 共編著, 創元社, 2012.
『クライエント中心療法と体験過程療法』 共著 ナカニシヤ出版,2002.
『フォーカシングの展開』 共著 ナカニシヤ出版,2005.
『ロジャーズの中核三条件〈一致〉―カウンセリングの本質を考える1』 共著 創元社,2015.
『傾聴の心理学―PCAを学ぶ』 共著 創元社,2017.


WS-3現象学からのアプローチ

大塚 類 先生
遠藤 野ゆり 先生

概要

現象学は、すべてのできごとを、「私にとってはたしかにそう現われている」現象とみなします。私が「絶対にAだ」と認識するできごとは、立場が変わればまったく違うできごと(B)として現われます。このとき、それぞれの現われは、それぞれの「あたりまえ」に支えられています。このことを体験的に考えていくワークショップです。

本ワークショップでは、まず、現象学者ハイデガーの「世間(das Man, the man)」概念について学びます。私たちは、国、職場、友人関係といった様々な「世間」に組み込まれており、そうした「世間」が提供してくれるあたりまえに支えられて生きています。「世間」とは、その一員であることが時に息苦しさを伴う一方で、その一員でなくなると不安に駆られてしまうような、厄介な存在です。「懸隔性」「均等性」「均等化」という世間の特徴について実感的に学んだうえで、2グループに分かれます。

グループでは、参加者に、「他のひとと比べたり、普通と違うと感じたりすることで不安になった経験」、あるいは、「みんなと一緒だと思うことで安心できた経験」について、エピソードを語ってもらいます。そして、当該のエピソードを「世間」という観点から捉えなおすことで何が新たに見えてくるかを、参加者同士で考えます。こうした対話を経て、ひとによってあたりまえが多様であることや、自分がどのようなあたりまえのなかにいるのかに、参加者一人ひとりが気づけるようになることを目指します。そうすることで、自分が何らかのあたりまえに囚われていることに気づき、自分を縛っている世間から逃れられるかもしれません。また、自分が他者に働きかけたり理解したりする際に、自分のあたりまえさを他者に押しつけているのではないかと、立ち止まることができるかもしれません。こうした気づきは、新たな自他理解の地平を拓いてくれるでしょう。

なお、参加者の人数や状況、希望等に応じて、詳細は変更する可能性があります。

講師紹介、主要著書など

大塚 類(おおつか るい)
東京大学大学院教育学研究科准教授

教育実践現場(児童養護施設、小学校など)でのフィールドワークや当事者へのインタビューで得た知見について、現象学を理論的背景として考察する、臨床(教育)現象学を専門としています。〈生きづらさ〉をめぐる人々を彼ら自身の在り方に即して理解し、一人ひとりに適した教育・支援・ケアについて考えることを目指しています。

『施設で暮らす子どもたちの成長』 単著, 東京大学出版会, 2009.
『さらにあたりまえを疑え!』 共著, 新曜社, 2020.
『すき間の子ども、すき間の支援』 共著, 明石書店, 2021.


遠藤 野ゆり(えんどう のゆり)
法政大学キャリアデザイン学部教授

自立援助ホーム、フリースクール、発達障害のある子どものための高校や進路多様校など、生きづらさを抱える思春期の子どもやその周囲の人々にとって、世界や自分自身はどのように現われるのかを、サルトルやハイデッガーといった現象学を手掛かりに、研究しています。この研究をとおして、人が自分の人生を引き受けて生きていくとはどういうことかを考察しています。

『虐待された子どもたちの自立』 単著, 東京大学出版会, 2009.
『エピソード教育臨床 生きづらさを描く質的研究』 共編著, 創元社, 2014.
『イギリス発!フライ先生のコロナ500日戦争』 共著, 2022.


WS-4からだからのアプローチ

原口 芳明 先生
土谷 薫 先生

概要

人間性心理学の流れのなかには「からだ」を重視する豊かな水脈があります。「私たちはからだを持っているのではなく、私たちがからだなのだ」(パールズ)とするゲシュタルト療法、からだの感じから始めるフォーカシング、からだの動きを追求するダンスムーブメントセラピー、さらに「からだとことばのレッスン」等々。このワークショップで目指していることは、これらの水脈を参照しながら、参加者がそれぞれ自分のからだの声を聴き、からだに気づき、からだ=経験の可能性を改めて見直すことです。

  大まかな内容は以下のようになる予定です。

土谷薫
  • 「からだとことばのレッスン」

原口芳明
  • ゲシュタルト療法、フォーカシングをベースにしたワーク
講師紹介、主要著書など

原口 芳明(はらぐち よしあき)
元愛知教育大学教授。臨床心理士、公認心理師。

院生時代に動作法に出会い、主体として動く「からだ」に惹かれた。その後とくに障害の重い子どもへの援助に長く関わってきたが、彼らとの付き合いから生きるからだについて深く教えられた。こうした実践をはじまりとして、様々なからだからのアプローチに学ぶようになった。とくにゲシュタルト療法、フォーカシング、「からだとことばのレッスン」から影響を受け、教育や心理臨床だけでなく日常に生かしてきた。退職後、2012年1月~2020年3月、福島県で小・中・高のスクールカウンセラーとして勤務。2020年4月以降は岐阜県で小・中スクールカウンセラー。

「“今、ここ”を生きるからだ」 倉戸ヨシヤ(編) 『ゲシュタルト療法入門』 金剛出版, 105-113, 2012.
「<からだ>の視点」 日本人間性心理学会(編) 『人間性心理学ハンドブック』 創元社, 212-219, 2012.
「からだとエンプティ・チェア」 倉戸ヨシヤ(編) 『現代のエスプリ エンプティ・チェアの心理臨床』 至文堂, 96-106, 2006.


土谷 薫(つちたに かおる)
言語聴覚士・公認心理師・臨床発達心理士。

障害児教育を専攻していた大学時代に「ことばが劈かれるとき」(竹内敏晴著)と出会う。その数年後、名古屋で行われた竹内氏の『「からだ」と「ことば」のレッスン』に参加して以来、20年近く竹内氏のレッスンの場に身を置き、「からだ」「ことば」「表現」について現在もなお追求し続けている。現在は非常勤講師として南山大学(「からだとことば」)や看護学校(「人間関係論」)において「からだとことばのレッスン」を中心とした体験学習の授業を行っている。

また、言語聴覚士として発語のない幼児のことばの発達に携わっているが、そこでも竹内氏から学んだ「からだ」と「ことば」についての考えや体験が臨床の大事なベースになっている。

「「からだとことば」~竹内敏晴による“表現”ということについて」 修士論文 1996.
「大学における演劇を用いた授業の展開」 共著, 『南山短期大学人間関係研究センター紀要』 17, 155-192, 1999.

竹内敏晴演出「オープンレッスン及び上演」での出演・演出助手


WS-5ゲシュタルト療法

倉戸 ヨシヤ 先生
金子 周平 先生
吉野 真紀 先生
倉戸 由紀子 先生

概要
  • 10:00-10:40
    「ゲシュタルト療法の魅力と人間性心理学に触れるお話」倉戸ヨシヤ

    ゲシュタルト療法は“その人のその人らしさを尊重する”人間観に立っている。この特徴が魅力であり、人間性を重んじる心理学と深く繋がっている。ある思春期食行動異常の人が7年間のセラピーの終結時に、「患者として診られるのではなく、血も涙もある一人の人間として見てくれたことが一番嬉しかった」と述懐しているが、このことを物語っていよう。これは、分析や解釈をしないで、ひたすら“いまーここ”での自明なことを共有しながら、セラピストが“触媒”に徹することを心がけたからであろう。このような立場を志すためにはゲシュタルト療法の人間観を軸に介入する力量を身につけることが要請される。そのためにはゲシュタルト療法を体験することが一番である。たとえば、“I have a problem.” を“I am the problem.”と置き換えて言ってみて気づきを得る体験、“私はバラの木です”などのイメージ法がどのような気づきを惹起するかの体験、さらには自験例のスーパーヴィジョンを受けることなどがある。以上、人間性心理学に触れるお話をする予定である。

  • 10:40-12:00
    「ワークの体験1」金子周平・吉野真紀・倉戸由紀子

    小グループにてエクササイズによるゲシュタルト派のワークを予定している。

  • 12:00-13:00
    昼食
  • 13:00-13:30
    「エクササイズへの抵抗と魅力」倉戸ヨシヤ

    演者は最初、人前でのエクササイズ参加には躊躇や抵抗を覚えた。その経験を踏まえて意義や効用へ至る体験談を披露する予定である。

  • 13:30-15:00
    「ワークの体験2」金子周平・吉野真紀・倉戸由紀子・倉戸ヨシヤ

    いくつかのエクササイズやゲシュタルト派のミニ・セラピーを予定している。

  • 15:00-15:30
    「分かち合い」金子周平・吉野真紀・倉戸由紀子・倉戸ヨシヤ

    全員で体験したことの分かち合い・フィードバックを予定している。

  • 16:00
    終了
参加条件

他者と関わる力量を身につけたい方で、心身共に健康でご自身で「イエス・ノー」の選択がおできになる方。そして積極的に体験学習に参加をなさりたい方が望ましい。

講師紹介、主要著書など

倉戸 ヨシヤ(くらと よしや)
大阪市立大学名誉教授。San Diego Gestalt Training CenterにてDiploma 取得。
日本人間性心理学会・学会賞(2009),日本心理臨床学会・学会賞(2018)受賞。

『心理臨床の視座の転換をめざして』ナカニシヤ出版, 2018.
『ゲシュタルト療法』駿河台出版, 2011.
「ロジャースとパールズ」『人間性心理学研究』32(1), 27-35,2014.など


金子 周平(かねこ しゅうへい)
九州大学大学院人間環境学研究院准教授、博士(心理学)

「ゲシュタルト療法」矢澤美香子(編)『基礎から学ぶ心理療法』ナカニシヤ出版, 125-135, 2018.
「慢性疼痛とゲシュタルト療法のエンプティチェア:語れないほどに「私自身」である痛みへのアプローチ」『臨床ゲシュタルト療法研究』3,29-37, 2018.など


吉野 真紀(よしの まき)
日本福祉大学教育・心理学部心理学科准教授
大阪市立大学大学院生活科学研究科人間福祉学専攻臨床心理学修了。修士(学術)

「”声に出してみること”によって開かれた次の景色−ゲシュタルト療法におけるコンタクトおよび図地反転の気づきー」『臨床ゲシュタルト療法研究』 4, 31-42, 2019.
「心理療法におけるイメージの治癒力−イメージ法を援用したうつ病女性との心理面接過程から−」『日本福祉大学心理臨床研究センター紀要』15, 61-72, 2020.など


倉戸 由紀子(くらと ゆきこ)
追手門学院大学名誉教授 Springfield College大学院修了、M.Ed.

Barry StevensやMarty Fromm, Eva Reich氏に師事しゲシュタルト療法を学ぶ。JHPCや日心臨でワークショップ担当。後進の指導やオンラインでのSVを担当している。

『悲嘆の心理療法―ゲシュタルト療法の立場から』丸善プラネット, 2013.

『ゲシュタルト療法バーベイティム』パールズ著, 共同翻訳,ナカニシヤ出版, 2009.など。